債権編

新私訳:韓国の民法 その14<第734条~第766条>

第3章 事務管理 (事務管理の内容)0697第734条 義務なく他人のために事務を管理する者は、その事務の性質に従い、最も 本人に利益となる方法によって、これを管理しなければならない。2 管理者は、本人の意思を知り、又は知ることができるときは、その意…

新私訳:韓国の民法 その13<第655条~第733条>

第8節 雇用 (雇用の意義)0623第655条 雇用は、当事者の一方が相手方に対して労務を提供することを約し、相手方がこれに対して報酬を支払うことを約することによって、その効力を生じる。 (報酬及びその支払時期)0624第656条 報酬又は報酬額の定めがない…

新私訳:韓国の民法 その12<第598条~第654条)

第5節 消費貸借 (消費貸借の意義)0587の2-01第598条 消費貸借は、当事者の一方が金銭その他の代替物の所有権を相手方に移転することを約し、相手方がそれと同じ種類、品質及び数量の物をもって返還することを約することによって、その効力を生じる。 (破…

新私訳:韓国の民法 その11<第554条~第597条>

第2節 贈与 (贈与の意義)0549第554条 贈与は、当事者の一方が無償で財産を相手方に与える意思を表示し、相手方がこれを承諾することによって、その効力を生じる。 (書面によらない贈与と解除)0550第555条 贈与の意思が書面で表示されなかった場合には、…

新私訳:韓国の民法 その10<第527条~第553条>

第2章 契約 第1節 総則 第1款 契約の成立 (契約の申込みの拘束力)0523-01:0525-01.02第527条 契約の申込みは、これを撤回することができない。 (承諾期間を定めた契約の申込み)0523-02第528条 承諾の期間を定めた契約の申込みは、申込者がその期間内…

新私訳:韓国の民法 その9<第460条~第526条>

第6節 債権の消滅 第1款 弁済 (弁済の提供の方法)0493第460条 弁済は、債務の内容に従った現実の提供によってしなければならない。ただし、債権者があらかじめ弁済を受領することを拒み、又は債務の履行について債権者の行為を要する場合は、弁済の準備…

新私訳:韓国の民法 その8<第373条~第459条>

第3編 債権 第1章 総則 第1節 債権の目的 (債権の目的)0399第373条 金銭で価額を算定することができないものであっても、 債権の目的とすることができる。 (特定物の引渡しの債務者の善管義務)0400第374条 特定物の引渡しが債権の目的であるときは、…